先制点のMFアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第16節が現地時間16日に行われ、バイエルン・ミュンヘンはホームでフライブルクと対戦して2-0で勝利している。
残り2節を残し、すでに”ヘルプストマイスター”(秋の王者:折り返し時点で首位)が決定したバイエルン。相手は残留争いを繰り広げるフライブルクといえど、ジョゼップ・グアルディオラ監督のブンデスリーガ50試合目となる節目で恥ずかしい試合は出来ない。
試合は下馬評通り、前半から圧倒的にバイエルンが攻め込む。ところがもっとも決定的なチャンスは15分のフライブルク。ギュンターが相手のミスをつき独走する。しかし、戻ったラフィーニャが落ち着いてノイアーと共に処理し、得点を許さない。
その後はシュートを打ち続けるバイエルンだったが37分にアクシデント。ベナティアが右の股関節を痛めボアテングと交代した。
ここまで5バックで徹底的に守りを固め、耐え続けていたフライブルクだったが、41分についに破られる。シャビ・アロンソの浮き球にリベリが裏に抜け出し、ヘッドで落としたところをロッベンが決めてバイエルンが先制に成功する。
ほぼハーフコートで進んだ前半はこのまま1-0でバイエルンがリードし折り返した。
後半両チームが動く。バイエルンは前半負傷したとみられるレバンドフスキに代わり、シュバインシュタイガー、フライブルクはゾルグに代えてムイジャを投入する。
互いにメンバーを変更した後半だったが、48分にいきなりバイエルンが追加点。中央のロッベンから左サイドのベルナトへ。DFの裏から足を伸ばしシュートを放つが、これはクロスバー。しかし、はね返ったところに詰めていたミュラーが頭で決めて2-0。
51分に今度はフライブルクにアクシデント。クラウスが太ももを痛め、ケルクが入る。
順調に見えたバイエルンだったが、再び負傷者。X・アロンソに代わり、移籍の噂されているシャキリがピッチへ。バイエルンは3人全て負傷交代する事態となった。
それでも動じないバイエルンは追加点は奪えなかったものの、フライブルクにチャンスをほとんど作らせずそのまま2-0で勝利した。
バイエルンはこれでリーグ16戦無敗。グアルディオラ監督も節目の試合を勝利で飾り、バイエルンでの勝率は84%となっている。
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