日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、13日に敵地で行われたヘルタ・ベルリン戦(1-0でヘルタの勝利)で見せた紳士的フェアプレーが話題となっている。15日の英紙『ミラー』など複数メディアが報じた。
同試合で今季9敗目を喫し、再び降格圏内の16位に順位を下げたドルトムントだが、是が非でも勝利を手にしたい状況下でも、フンメルスはフェアプレーの精神を忘れなかった。
前半27分、ヘルタのノルウェー代表MFペア・シリアン・シェルブレットが解けた靴紐を結ぼうとした際、バックパスを受けたフンメルスがいち早くそれに気が付いて周囲に知らせると、ドルトムントは守備的な位置でボールを回した。シェルブレットが紐を結び終えて親指を立てると、観客席から拍手が巻き起こった。
英大衆紙ミラーとメトロは共に、このフェアプレーを「一流だ」と伝えている。
ドルトムントは17日にホームで行われる次節で現在2位のボルフスブルクと対戦する。
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