FWラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンは、ボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスの獲得失敗に備えて“プランB”を準備しているようだ。16日のドイツ紙『ビルド+』が報じている。
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOが以前から公言しているロイスの獲得。しかし、ロイス本人はまだ明言を避けており、どうなるかは不透明となっている。
さらに、ここに来てロイスはスペイン語の授業を受けているという報道が出るなど、確実にバイエルンというわけではなくなってきた。
同紙の情報によれば、そのための“プランB”として、リバプールのFWラヒーム・スターリングの名前が挙がっているようだ。
2012年にプロデビューを果たした同選手は、現在プレミアリーグ76試合に出場し、14得点を決めている。ブラジルW杯のイングランド代表メンバーにも選出されている逸材。リバプールとの契約は2017年まで結んでおり、その市場価値はおよそ2000万ユーロ(約29億円)と言われている。
今季リバプールはすでにチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ敗退となっている。リーグでも現在11位と不調であり、同選手は早期の契約延長を拒んでいるという。そのため移籍は免れないと考えられている。
バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督も2009年のバルセロナ時代に代理人を通じて調査をしていた経緯もあり、その動向には現在も注目している様子。
しかし、スターリングにはレアル・マドリーも関心を寄せていると言われ、こちらもどうなるかわからない。
ロイス、スターリングともにスペインに移籍する可能性もあり、その場合更なる“プランC”を用意する必要があると同紙は述べている。
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