イングランド
チェルシー(VSパリ・サンジェルマン)、マンチェスター・シティ(VSバルセロナ)、アーセナル(VSモナコ)
・地元メディアの寸評
『ガーディアン』:シティ、チェルシーはやや気の毒な組み合わせになったが、バイエルンと対戦することを恐れていたに違いないアーセン・ヴェンゲルにとってモナコは好ましい相手。
・クラブ、監督、選手の反応
アーロン・ラムジー(アーセナル):「モナコ! ファンはモナコへの遠征が楽しみだろうね…。素晴らしい場所。素晴らしいドロー」 『ツイッター』
メスト・エジル(アーセナル):「ヴェンゲルは喜んでいるだろうね!!」 『ツイッター』
チキ・ベギリスタイン(マンチェスター・シティ/ディレクター):「我々は自信に満ちている。ホームでバイエルンに、アウェイでローマに勝利して予選を突破してきたんだ。(バルセロナとの)試合に向けて選手たちは懸命に準備をし、自信を持って臨めるだろう」 『スカイ』
・フットボールチャンネルの見解
イングランド勢にとってはやや厳しい抽選となった。チェルシーは2位通過の中で最も強豪と言えるPSGと当たった。総合力で見て負けることはないだろうが、全力を注がねばならない。リーグ戦も手を抜けないため、ベスト8へ大きな疲労が残る懸念がある。言い換えれば、チェルシーが負ける確率は極めて低いということだ。
シティも昨季と同じ対戦が実現。昨季は敗れたが2度目の今季、重要なのは戦い方。バルサの強力攻撃陣を相手に撃ち合うのは無謀。かつてのチェルシーのように堅守が求められる。そのためにもランパードを説得し、残留させることだ。ランパードあり、アグエロの爆発、守備陣の奮闘が揃って、五分五分だ。
アーセナルは2位通過であるにもかかわらず、その代償を払うことがなかった。モナコとの対戦はこれ以上ない僥倖と言える。注意すべきは油断とプレッシャー。勝って当然という相手にいかにしてしっかり勝ち切れるか。逆にここで勝てないようだとヴェンゲル体制も終焉に近付いていると言えるだろう。