トリプル受賞を果たしたMF山田大記【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ2部のカールスルーエは、現地時間13日にアウェイで1860ミュンヘンと対戦して3-2で勝利した。
この試合で1得点2アシストと全3得点に絡む活躍を見せたMF山田大記。15日発売のドイツ紙『キッカー』では、ベストイレブン、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)、そして第17節のMVPに選出している。
MOMでは「疲れ知らず、創造性の高いアイディアで1得点2アシストの活躍」と評価。MVPでは、「今季はすでに6得点4アシストを決めている。走行距離は12キロで、83回の連続走行に加え、34回のスプリントを記録し、この試合のトップ選手」と紹介。また、「カールスルーエのベストマッチ。連携がどんどん良くなっている」と、本人のコメントも載せている。
さらに同紙に対してマルクス・カウチンスキ監督は「ヒロキのプレーは素晴らしかった」と述べ、イェンス・トッドSD(スポーツディレクター)も「ヒロキはさらに良くなる」とコメントしている。
プレー面だけではなく、山田はドイツ語も上達しているようで、「オープンな性格と親切な人柄は、ピッチ外でも高く評価されている」と、同紙は伝えている。
カールスルーエはこれで8試合負けなしで2位に浮上。山田自身も6得点で得点ランク1位との差は5点。”ドッペルパック”(1試合2得点)を得意とする山田にとって、追いつけない数字ではない。
アジア杯日本代表からは漏れているが、このまま活躍が続けば自然と招集も見えてくるはずだ。
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