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J2岡山、元鹿島DF岩政を獲得。今季はタイで活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

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岡山へ移籍する岩政大樹【写真:Getty Images】

 ファジアーノ岡山は15日、タイ・プレミアリーグのBECテロ・サーサナFCを退団していた岩政大樹を獲得したと発表した。

 岩政は2004年に東京学芸大学から鹿島アントラーズに入団。187cmの長身を活かしたヘディングや、対人の強さを武器にセンターバックとして活躍。2007年から2009年には史上初のリーグ3連覇に貢献し、日本代表としても2010年南アフリカW杯のメンバーに選出された。

 世代交代を進める鹿島を2013年で退団、新天地をタイに求めていた。BECテロ・サーサナFCでは38試合中37試合に出場し5ゴールを記録。リーグカップ優勝に貢献するなど、リーグ年間最優秀外国人選手にも選ばれた。

 おおらかな国民性に戸惑うこともあった。それでも、自身のレベルアップのために様々なものを取り入れて成長してきた岩政は、その実直な姿勢でチームメイトと接し、鹿島時代に培った勝者のメンタリティーを植え付けていった。

 クラブの公式HPを通して岩政は「この度、ファジアーノ岡山に加入することとなりました、岩政大樹です。ファジアーノ岡山が、日本のトップクラブとなる力になりたいと思っています。まずはその第一歩として、新しいチームメイト、そしてサポーターの皆さんとJ2優勝を目指します。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 岡山は今シーズン、プレーオフ進出圏内までわずかに及ばず8位で終えている。岩政のセンターバックとしての能力、そして豊富な経験でチームを初のJ1へ押し上げられるか。タイでのプレーを経て、岩政にとって新たな挑戦が始める。

【了】

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