パレルモFWパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ15節でヘルタ・ベルリンに敗れたボルシア・ドルトムントだが、冬にセリエAパレルモのFWパウロ・ディバラの獲得に興味を示しているという。15日のドイツ紙『ビルド+』が伝えている。
残留争いの直接対決で痛い敗戦を喫してしまったドルトムント。一刻も早く危機的状況を脱するために、様々な補強の噂が報じられている。
同紙によれば、今度はディバラ獲得に動いており、すでに代理人ともコンタクトは取ったという。
同選手は今季セリエA15節終了時で7得点を挙げており、市場価値はおよそ650万ユーロ(約9億5000万円)で移籍金は約1000万ユーロ(約14億5000万円)と言われている。
2016年までパレルモと契約を結ぶディバラは、CF(センターフォワード)または、左サイドを主戦場としており、トリッキーなプレーを得意とする左利きの選手。今夏バイエルン・ミュンヘンに移籍したFWロベルト・レバンドフスキの穴が埋めれられていないドルトムントは、今冬すぐにでも獲得したい意向のようだ。
しかし、ドルトムントのミヒャエル・ゾルクSD(スポーツディレクター)は「憶測の話についてはコメントすることはない」と、この件について明言を避けた。
ドルトムントは、今夏獲得したFWチーロ・インモービレ、アドリアン・ラモスがともに期待外れであり、ユルゲン・クロップ監督も今季FWを固定できていない。ミランのFWステファン・エルシャーラウィ、マルセイユのFWアンドレ=ピエール・ジニャックとアンドレ・アイェウなどFWの補強の噂が多いことから、どうやらこの冬最大の補強ポイントは同ポジションと考えているようだ。
【了】
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