ユナイテッドのファン・ハール監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第16節、マンチェスター・ユナイテッド対リバプールは現地時間の14日に行われ、ホームのユナイテッドがリバプールに3-0と快勝した。
ウェイン・ルーニーの先制点を皮切りに、ファン・マタ、ロビン・ファン・ペルシと前線で先発した選手が得点を決めたが、忘れてならないのはGKダビド・デ・ヘアの活躍。
指揮官ルイス・ファン・ハールも、試合後イギリス『スカイ』のインタビューで、「デ・ヘアは大きな影響力を持っていた」と振り返る。デ・ヘアはリバプールのFWラヒーム・スターリング、マリオ・バロテッリの決定機をそれぞれ3度ずつ防ぐなど、完封勝利の立役者となった。
ファン・ハール監督は「ボールは全て彼の許容範囲に収まっていた。彼のパフォーマンスは素晴らしかった」と、このスペイン代表GKを讃えている。
しかし、勝利の中にも課題は見つかっているようだ。
「素晴らしいゴールを決め、いい調子をキープしていたが、それでも不用意にボールを失う場面が多かった」と話している。そのため、無失点とはいえ、リバプールに多くのチャンスを与えてしまった。
指揮官は、「何よりも勝ったことが大切。彼らは哲学を信じているからね」と振り返ったが、最後には「それでもまだ改善する必要もある」と現状に満足せず、さらなる向上を見据えているようだ。
6連勝のユナイテッド、勝ち点を31に伸ばし3位をキープ。次節はアストン・ビラとアウェイで対戦する。
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