サポーターに感謝するユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第15節が現地時間13日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでMF細貝萌とFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦。0-1で敗れている。
残留争いの直接対決で痛い敗戦を喫したユルゲン・クロップ監督は試合後「前半、我々のやり知たいことと全く正反対のプレーをしてしまった」と、前半の試合内容に不満を示した。
そして「スペースを与えてはいけなかった。また、最後の部分でアイディアが足りなかった」と、分析。さらに「ボールを保持していたが意図がなかった。間違った方法だ」と、攻撃のバリエーションが少ないことでチャンスを活かせず、負けてしまったと話した。
後半にFWアドリアン・ラモスを投入しシステム変更を行い、流れを変えようと試みたが「慣れるのに時間がかかってしまった」と、うまくいかなかったことも明かしている。
この敗戦で再び降格圏が近づいたドルトムント。試合後サポーターたちは、まず不満を訴えたが、それでも最後は「我々の生きがい、我々の誇り」と、声援を送っている。
クロップ監督は「サポーターの批判も納得できる」と理解を示し、最後の行動に対して「大きな力になる」と感謝を示した。そして「我々のサポーターは完璧だ。自分たちに関してはそうは言えない」と、謝罪。
ウインターブレイクまでの残り2試合を「後半戦のスタート地点を少しでも良くすることだ」と、サポーターのためにも勝って終わるつもりだ。
【了】
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