ファン・ハール監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は就任後初のリバプールとの試合を迎える。昨季はユナイテッドが2戦2敗と苦杯をなめた相手だけに、選手たちにとっては雪辱を果たしたいところだろう。
指揮官はこの1戦を「クラシコのようだ」と、かつて経験したバルセロナ対レアル・マドリーのダービーマッチに例えている。リバプール戦に向けたコメントはユナイテッドの公式ウェブサイトが13日に伝えている。
ファン・ハール監督は1997年にバルセロナの監督に就任。初めて迎えたマドリーとの”クラシコ”では10万2000人の大観衆の前で迎えたという。
「初めてのダービーマッチで私は3-0で勝利し、とても嬉しかった。今回のダービーも勝つことを願っているよ」と意気込みを語っている。
ここ最近は好調を維持。リーグ戦5連勝で首位チェルシーとの差を8まで縮めることに成功した。この試合に勝利すれば、さらに差を縮める可能性もある。
この事については「数字上は可能なことだが、簡単なことではない。なぜならチェルシーが負けるとは思わないからだ」と、冷静なコメントを残している。
一方のリバプールは、ユナイテッド戦後に続けてアーセナルとの試合を控える厳しい日程。とはいえ、すでにシーズン6敗とビッグ4入りに向け崖っぷちの状態(昨季リーグ4位で終えたアーセナルはシーズン7敗)だ。
プレミアリーグになって以降、15枚のレッドカードが出されているというこのカード。プライドを懸けたイングランド屈指のビッグマッチの行方には注目が集まりそうだ。
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