「ランゲラクはバイデンフェラーに勝った」
「クロップはランゲラクをNo.1のままにする!」と見出しを付けたのは、12日付の独大衆紙ビルトである。同紙は続けて「…そして世界王者バイデンフェラーはウィンターブレイクまでピッチの外で座る」として、ドルトムントの指揮官クロップの次のようなコメントを掲載している。
「私は昨日バイデンフェラーと、とても良い話し合いを持ったよ。ミッチ(ランゲラク)はこの1週間の3試合で出場機会を得る。我々の状況における、細部によるものだ。現在ミッチは良くやっているから、今代える理由は全く見当たらない」
13日のブンデスリーガ第15節、対ヘルタ・ベルリン戦の正GKを、バイデンフェラーではなくランゲラクが務めることをクロップは明言した。そしてその措置はヘルタ戦だけに留まらず、冬季中断期間に突入するまでのヘルタ戦を含む残り3試合についても当てはまるとのことである。
そしてこのドルトムントのGKの交代劇については、ビルト紙だけではなく、他のドイツメディアもこぞって取り上げている。
12日付のドルトムントの地元紙ルール・ナッハリヒテンは「ウィンターブレイクまでランゲラク」と見出しを付けた。12日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは「新しい背番号1」として「ミッチ・ランゲラクは目下のところバイデンフェラーに勝った」と報じている。
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