04年にはレアル・マドリーのSDも務めたアリゴ・サッキ氏【写真:Getty Images】
80年代終盤にミランの監督を務め、04年にレアル・マドリーのSDを務めたアリゴ・サッキ氏は、12日にスペインラジオ『オンダ・セロ』でマドリーとアンチェロッティ監督について言及した。
19連勝を飾り絶好調のマドリーに関してサッキ氏は、まだ向上できる余地はあると話すも「頭を使えばの話。全てが簡単だと思った日が負ける時だ」と、気を引き締める重要性を強調した。
「フットボールに革命を起こしたのはアヤックスとミラン、バルセロナの3チームだ。マドリーが4つ目のチームであることを願う」と加えた。
また、サッキ氏がミランを指揮していた頃、同クラブの選手であったアンチェロッティ監督については「心理学の先生になれる。マドリーにとって最適の監督だ」と、選手への接し方と扱いに長けている同監督を絶賛した。
今夏選手の入れ替えがあったマドリーだが、アンチェロッティ監督はそれに応じてより強いチームを作り上げた。サッキ氏はその手腕を高く評価している。
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