本田から香川の同僚となるか?FWステファン・エルシャーラウィ【写真:Getty Images】
日本代表MF本田圭佑の所属するACミランのFWステファン・エルシャーラウィがボルシア・ドルトムントへ移籍するかもしれない。12日のイタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が報じている。
ドルトムントは、移籍が噂されるMFマルコ・ロイスの後釜にワールドクラスのウインガーを探している。その中で22歳のイタリア人FWに目を付けたようだ。
2018年までミランと契約を結ぶエルシャーラウィは、期待されつつも負傷などに泣かされ、今季も11試合に出場して1得点と思うような成果を出せていない。
同紙によれば、ドルトムント側が先週、代理人を通じてコンタクトを取ったという。そして、早ければ今冬にも移籍するかもしれないと予想している。
ミランは今季CLに出場しておらず、同選手が冬に加入しても決勝トーナメントからの出場には問題ない。加えて、怪我の多いロイスの代わりとして、ポジションも同じであり、穴を埋めるに十分な存在と考えているようだ。
しかし、『ユーロスポーツ(ドイツ版)』によれば、移籍金がおよそ2750万ユーロ(約39億9000万円)と言われ高額であるという。そして同紙は、FWチーロ・インモービレの例にある様に、すぐに順応できるとは限らないというリスクもあると見解を述べている。
さらに、ミラン側は当然放出の意思はない。
それでも、ドルトムント側はエルシャーラウィのような能力の高い選手を探しており、獲得をしたい意向。
ロイスが残留するか、移籍するかはいまだ不明だが、夏に移籍することを考えるとチームとリーグに順応させるために、ドルトムント側は早い段階での獲得を希望しているようだ。
【了】
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