リバプールなど8クラブがELに戦いの場を移す【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が現地時間11日に行われ、リバプールやローマなど8クラブがヨーロッパリーグ(EL)に回ることになった。
初戦で昨季準優勝のアトレティコ・マドリーを下し、幸先良いスタートを切ったオリンピアコス。しかし最終勝ち点は9と、2位のユベントスに1点差およばず3位に終わった。最終節はマルメに4-2で勝つも、ユベントスとアトレティコの引き分けによってグループステージ敗退となった。
昨季プレミアリーグ準優勝のリバプールは、バルセロナに移籍したFWルイス・スアレスの退団が影響したのか、全勝したレアル・マドリーはおろか日本代表のFW柿谷曜一朗が所属するバーゼルに勝つこともままならず、勝ち点5でCLに悲しい別れを告げた。
ゼニトはモナコやレバークーゼン、ベンフィカなど、同等レベルのクラブを相手に2勝1分3敗で敗退。また、アンデルレヒトは強豪ドルトムントとアーセナルが同居するDグループでは太刀打ちできず、3位に終わった。
Eグループはバイエルンとマンチェスター・シティが同居し、“死のグループ”と呼ばれた。ローマは最終節で敗れ、本田圭佑の古巣CSKAモスクワと同じく勝ち点5でグループステージを終えたが、得失点差によって3位となった。
アヤックスはバルセロナとPSGには歯が立たなかったものの、勝ち点1のアポエルを抑えて3位。Gグループのスポルティング・リスボンは、最終節でチェルシーに負けていなければシャルケの代わりにベスト16に進出していたが敗戦。ELに回った。
そしてアスレティック・ビルバオは、第5節まで勝利を収められなかった代償を払った形だ。第4節では既にCLからの敗退が決定。残り2試合で追い上げを見せ、3位の座についた。
チャンピオンズリーグからヨーロッパリーグに回ることになったクラブは以下の通り。
オリンピアコス
リバプール
ゼニト
アンデルレヒト
ローマ
アヤックス
スポルティング・リスボン
アスレティック・ビルバオ
【了】