チェルシーのモウリーニョ監督【写真:Getty Images】
チェルシーは現地時間の10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節でスポルティング・リスボンを3-1で下した。前節のリーグ戦、ニューカッスル戦で敗れ今季の無敗がストップしたチェルシーだったが、影響を微塵も感じさせず快勝した。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、この試合エデン・アザール、オスカール、ジョン・テリーといったレギュラー陣に休養を与え、モハメド・サラー、ジョン・オビ・ミケル、クルト・ズマといった選手を起用している。
「普段試合に出ていなかった選手も、良いプレーをしていた」と、代わりに出場した選手のプレーにも満足している様子。
さらに決勝トーナメントの展望について聞かれたモウリーニョ。2位通過のうち、同国のマンチェスター・シティとアーセナル、同グループだったシャルケを除いた5チームと対戦する可能性がある。
「みんなバーゼルが最も簡単な相手だと考えるだろうが、我々は昨季2度も敗れている。彼らはリバプールも倒したし、数年前にはマンチェスター・ユナイテッドにも勝っている」と、簡単な相手はいないと主張。
「(対戦相手は)パリ・サンジェルマンがいい。パリなら近いし旅行するにも楽しい街だ。だけど、こればかりは選べないからね」と、冗談交じりに話している。
モウリーニョ率いるチェルシーは、昨季CLでベスト4まで勝ち進んだがアトレティコ・マドリーに敗れた。昨季の雪辱に向け、「本物のCLは今始まった」と、さらに気を引き締めている。
【了】