バイエルンでのCL最多得点となったMFトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)最終節の2日目が欧州各地行われ、バイエルン・ミュンヘンは、ホームでCSKAモスクワと対戦して3-0で勝利している。
すでにグループステージ1位通過の決まっていたバイエルンだったが、MFトーマス・ミュラーの先制点を含む3得点で圧勝。5勝1敗でグループステージを終えた。
この試合で先制点を挙げたミュラーは、CLに名称が変更されて以降のバイエルンでの歴代最多得点保持者となった。
今までは、フィオレンティーナのFWマリオ・ゴメスが保持していた23得点がバイエルンでの歴代CL最多得点。しかし、ミュラーはこの日、18分にMFフランク・リベリの獲得したPKを沈め、CL通算24点目となり記録を更新した。
試合後、ミュラーは「それは知らなかった」と、記録がかかっていたことを認識していなかった様子。そして「自分の仕事を果たしただけ」と、特別な感情はない。
また、CSKAに対する得点は2013年11月27日、2014年9月30日、そして今回と全てPKからであり「CSKA相手には、よくPKをもらえて、いつも決められる」と、冗談交じりに応えた。
CL歴代最多得点を記録したミュラーだが「もちろん、もっと得点をしたい。まだまだ時間はある」と、自身はこれで終わりではないと更なる得点量産を誓っている。
2010年南アフリカW杯では得点王、2014年ブラジルW杯では得点ランク2位と代表でも、クラブでもストライカーとして覚醒しつつあるミュラー。目指すは”ドイツの爆撃機”と呼ばれ、奇しくも同じ苗字を持つゲルト・ミュラー氏がヨーロピアンカップ時代に打ち立てた35得点だ。
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