ターンオーバーも圧勝のバイエルン【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)最終節の2日目が欧州各地行われ、バイエルン・ミュンヘンは、ホームでCSKAモスクワと対戦して3-0で勝利している。
すでにグループステージ1位通過の決まっているバイエルンは、過密日程を考慮しメンバーを大幅に変更。注目は負傷後初スタメンとなったMFバスティアン・シュバインシュタイガーと、18歳のバイエルユース所属MFジャンルカ・ガウディーノ。
シュバインシュタイガーは、この日負傷離脱中のDFフィリップ・ラームに代わり、キャプテンマークを巻いて出場となった。
前節のマンチェスター・シティ戦で今季初黒星を喫したものの、圧倒的な強さを見せているバイエルン。この日もボールを支配し、CSKAに攻撃の隙を与えない。
17分にはPAでMFフランク・リベリが倒されPKを獲得。これをMFトーマス・ミュラーが決めて幸先よく先制に成功する。
何とか同点に追いつきたいCSKAは、23分にFWセイドゥ・ドゥンビアがカウンターからチャンスをつかむが、GKマヌエル・ノイアーがセーブ。得点を奪えない。
前半は、CSKAの決定機をその1度だけにとどめたバイエルンがゲームを支配。追加点は奪えなかったが1-0のリードで折り返した。
後半に入り、先に動いたのはバイエルン。ミュラーに代わり、MFアリエン・ロッベン、リベリに代わりFWロベルト・レバンドフスキを投入。一気に勝負を決めに来た。
後半も相手にチャンスらしいチャンスを与えず、攻め込んだバイエルン。しかし、追加点も奪えないまま時間が経過して行った。
ようやく追加点が生まれたのは84分。シュバインシュタイガーのクロスを右サイドフリーで待ち構えていたMFセバスティアン・ローデがヘディングで難なく決めて2-0とする。
さらに90分には、MFマリオ・ゲッツェがだめ押しの3点目を決めて試合終了となった。
バイエルンは、ターンオーバーを採用し、CL初出場となる若手を起用しながらも3-0で余裕の勝利。怪我から復帰後のシュバインシュタイガーも初のフル出場を果たし、5勝1敗でグループステージを終えた。
【了】
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