先制点のMFマックス・マイヤー【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)最終節の2日目が欧州各地行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、アウェイでマリボルと対戦して1-0で勝利した。
内田はこの日も先発し、フル出場している。
他会場の結果も関わるが、グループステージ突破のためには勝利が必須条件のシャルケ。最初のシュートは4分。MFバルネッタがミドルを打つが惜しくもゴール右に外れる。
しばらくこう着状態が続いた12分。シャルケはパスミスからマリボルにチャンスを与える。しかし、これはDFがブロックし、得点を許さなかった。
15分にはマリボルのFWタバレスがシュート。これはGKフェーアマンががっちりキャッチ。
今度は17分、内田、ヘーガーとつなぎ、最後はバルネッタがヘディング。枠をとらえられず。
23分にマリボルが決定的チャンスを迎える。CKからゴール正面に来たボールを内田がクリア。クリアボールがタバレスの前にこぼれたが、これを再度内田が倒れ込みながらもクリアし、事なきを得る。
43分にシャルケはPA内でシュボ・モティン、フンテラールとつなぎ、フンテラールがDFを交わしてゴール前へ。バルネッタは合わせるだけだったが、合わすことが出来ず先制点を奪えない。
45分にもカウンターからフンテラールがフリーでシュートを放つも枠をとらえられなかった。
結局両チームゴールを奪えず0-0で前半を折り返した。
後半に入り、ボール支配率を高めるシャルケだが、決定的なチャンスは生まれない。逆に54分、マリボルのカウンターからタバレスにシュートを許す。しかし、枠をとらえられず失点を許さない。
シャルケは55分に決定機。バルネッタがゴール前で粘り、フンテラールがこぼれ球からシュートを放つ。しかし、ポストに当たり入ったかに見えたが、マリボルDFが寸前でかき出し先制点とはならなかった。
得点がなかなか生まれない56分にシャルケはバルネッタに代えてマイヤーを投入。攻撃の流れを変えようと試みる。
62分、この交代がズバリ的中。右サイドを突破したヘーガーがクロス。GKがはじいたが、走り込んだマイヤーが無人のゴールへ難なく決めて、ようやくシャルケが先制する。
その後は、何度かマリボルに決定機を与えるものの、相手のミスと守備陣の踏ん張りで失点を許さず、シャルケが1-0で勝利。
他会場で行われていたチェルシー対スポルティング・リスボンはチェルシーが勝利したことで、シャルケは勝ち点でS・リスボンを上回り、決勝トーナメント進出を決めた。
【了】
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