ユベントスのカルロス・テベス(左)とアトレティコ・マドリーのマリオ・スアレス【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節が現地時間9日に行われ、ユベントスはホームでアトレティコ・マドリーと対戦した。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ユベントス(4-3-1-2)
GK:ジャンルイジ・ブッフォン
DF:シュテファン・リヒトシュタイナー、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニ、パトリス・エブラ
MF:アンドレア・ピルロ、アルトゥーロ・ビダル、ポール・ポグバ、ロベルト・ペレイラ
FW:フェルナンド・ジョレンテ、カルロス・テベス
アトレティコ・マドリー(4-4-2)
GK:ミゲル・アンヘル・モジャ
DF:ファンフラン、ホセ・ヒメネス、ディエゴ・ゴディン、ギリェルメ・シケイラ
MF:アルダ・トゥラン、ガビ、マリオ・スアレス、コケ
FW:ルウール・ガルシア、マリオ・マンジュキッチ
ユベントスはクラウディオ・マルキージオが風邪で欠場、トップ下はビダルではなくペレイラが担う。
前半は予想通り、ユベントスがボールを保持してアトレティコが受けてたつ形。アトレティコは前線からのプレスは控え、後方でしっかりと4-4-2のブロックを形成する。そこからシンプルに前線のマジュキッチに当ててセカンドボールからチャンスを伺う姿勢をみせる。
開始早々の3分、ユベントスがゴール前でフリーキックを獲得するも、ピルロのシュートは壁に阻まれる。
すると7分、ボヌッチのクリアミスからアトレティコがボールを拾うと、最後は抜けだしたコケがシュートを放つ。しかし、これはブッフォンが素晴らしいセーブで防ぐ。
9分、ポグバが左サイドから素晴らしいクロスを送り、ジョレンテがゴール前でコースを変えようとするも触れれずGKモジャがクリアする。
ユベントスは15分すぎからビダルとポグバがポジションチェンジを繰り返し、変化をつけていく。
アトレティコはその後もダイレクトプレーでチャンスを作っていく。23分にはヒメネスのヘディングを放つと、ボールはループシュート気味になりブッフォンを脅かす。
42分、ポグバのパスミスからアトレティコがボールを奪い、最後はラウル・ガルシアがミドルシュートを放つも、ブッフォンが危なげなくセーブ。
前半を終わってボールポゼッションはユベントスが64%。しかし、アトレティコも徹底的にスペースを消し、決定的なシーンを作らせない。
後半もボールを持つのはユベントス。54分にジョレンテ、テベスとつなぎ最後はポグバがバイタルエリアからミドルシュートを放つも、アトレティコ守備陣がしっかりとクリアする。
続く57分にはユベントスがアトレティコのプレスをかわしチャンスを作る。テベスからビダルにパスが出ると、DFのわずかな隙を見逃さずミドルシュート。しかし、これもモジャがセーブする。その後も続けてポグバがミドルシュートを放つも同じくGKに防がれる。
両チーム引き分けでも決勝トーナメント進出が決まるため、慎重な試合展開が続く。このまま後半は目立ったチャンスなく試合は終了。グループステージはアトレティコが1位、ユベントスが2位で通過が決定した。
【了】