ガンバ大阪のMF遠藤保仁【写真:Getty Images】
「Jリーグアウォーズ」が9日、横浜アリーナで行われ、ガンバ大阪のMF遠藤保仁がMVPに選出された。
遠藤は、今季を含めてベストイレブン選出回数は歴代最多の11を数えながら、MVPの受賞は初。それでも「全員でここに来られたことが一番嬉しい。全員で壇上に登れたときには、優勝チームはいいものだなと感じた」と何よりもリーグタイトルの獲得を喜んだ。
チームは一時降格圏に沈む低調なスタートとなりながら、怒涛の追い上げで逆転優勝。シーズン中盤から見せた強さの要因には「チーム全員が最大限努力した。上に行きたいという強い思いがこういう結果につながったと思う」と、やはり選手全員の功績であることを強調した。
また、今季はナビスコ杯も制しており、13日の天皇杯決勝モンテディオ山形戦では三冠の可能性がかかっているため「できれば大阪城ホールでやってほしかった」と笑いを誘いつつ「みんなで来られたのは素晴らしいこと。日程は大変だけど、いい準備をして気持ちも高めていい状態で臨みたい」と意欲を示した。
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