アレッサンドロ・デル・ピエロ【写真:Getty Images】
インディアン・スーパー・リーグのデリー・ディナモスでプレーしている元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロが待ちに待った初ゴールを挙げた。
9日に行われたチェンナイインFC対デリー・ディナモスの試合に23分から途中出場したデル・ピエロは、2点を先行された53分、ペナルティエリア手前で得たFKを直接沈め、移籍後初ゴールを決めた。
ゴールに向かって左サイド寄りのペナルティエリア付近、“デル・ピエロゾーン”から放たれたFKは美しい軌道を描いてゴールに突き刺さった。
リーグのアンバサダーを務めているにも関わらず、インド移籍後満足に出場機会を得られていないデル・ピエロ。このゴールで勢いに乗ることができるだろうか。
また、この試合ではチェンナイインFCで現役復帰を果たしたアレッサンドロ・ネスタが復帰後初スタメンを飾った。同クラブにはマルコ・マテラッツィも在籍しており、往年の名コンビ復活も期待されたが、こちらは実現せず。
この試合はベンチスタートだったマテラッツィは72分に途中出場したが、ネスタは前半だけでピッチを退いていた。結果はデル・ピエロのゴールも実らず2-2の引き分けに終わっている。
それでも盟友たちとの久々のプレーを楽しんだであろうデル・ピエロ。マテラッツィやネスタらとともにまだまだインドサッカー界を盛り上げてくれそうだ。
【了】