チェルシーのモウリーニョ監督【写真：Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が現地時間10日（日本時間11日4時45分）に行われる、チャンピオンズリーグ（CL）のスポルティングCP戦前日会見に臨んだ。
アカデミー出身の若手MF、ルベン・ロフタス＝チークとともに会見に臨んだモウリーニョ。チェルシーはすでに首位でベスト16へ進むことが決定しているため、この試合は若手選手にチャンスを与える機会となりそうだ。
「常に勝利を望んでいる。明日も我々が勝利するだろうから、スポルティングCPは勝ち点7のままでも勝ち上がれるといいね」と自信満々のコメント。
前節のプレミアリーグでニューカッスルに敗れ、今季の無敗はストップした。しかし、モウリーニョは特に気にかけている様子はなく、「チームはいい状態だ。何かを変える必要もない」と話している。
選手の起用については、「ジョン・テリー、エデン・アザール、ウィリアンには休養を与える」と、主力選手を休ませる意向。「なるべくすべての選手に出場機会を与えたい。12月はたくさん試合があるからね」と、年末年始の過密日程を意識している。
FWジエゴ・コスタについては先発起用する見通し。さらに会見に同席した18歳の逸材ロフタス=チークもスポルティングCP戦に出場するようだ。
「ロフタス=チークは明日の試合に先発するだろう。トレーニングの中で、いつも高いクオリティを披露していて、野心もある」と、モウリーニョも高く評価する。彼は8歳からチェルシーに所属する生え抜きのイングランド人MFで、すでにU-21のチームで主力選手としてプレー。
選手本人は会見で「メンバーに割って入るのは難しい。でも若い選手たちはチャンスに飢えているし、自信も持っている」と語る。
同時に「ジョン・テリーはアカデミーの選手にとって偉大で、模範的な存在。彼やディディエ・ドログバを尊敬している」と、クラブの中心選手への憧れも明かしている。
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