スペイン行きの可能性が高くなったMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
現在負傷離脱中のボルシア・ドルトムントのMFマルコ・ロイスは、移籍が噂されているバイエルン・ミュンヘンへの興味はないようだ。9日のドイツ紙『ビルド+』が報じた。
ロイスは2017年までドルトムントと契約を結んでいるが、2015年の夏以降に2500万ユーロ(約36億2500万円)の違約金で他チームへ移籍できると言われている。
2年連続ドルトムントの主力選手が移籍しているバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、これに対し獲得意思を公言。ドルトムントの主力選手が再びバイエルンへ移籍かと噂されていた。
しかし、同紙によれば、ロイスはバイエルンには興味を持っていないという。残留という可能性もあるが、どうやら行先はスペインではないかと報じている。
さらにロイスは、3週間スペイン語の授業を受けており、今夏バルセロナに移籍したGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンと同様の講師のようだ。
また、ロイスの幼少からのお気に入りクラブがバルセロナであることも同紙は要因の1つと考えている。
ロイスには、バイエルンだけでなくレアル・マドリーやバルセロナなどのスペインのビッグクラブも当然興味を示しており、普段他チームの選手をあまり称賛することのないマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督も「ドイツの中でベストの選手の1人」と、打ち明けている。
現在、リハビリ中のロイスはチームメイトにもスペイン語の発音で「ロイス」と呼ばれている様子で、スペイン行きの可能性が大きく浮上してきたようだ。
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