GKロマン・ヴァイデンフェラー【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのGKロマン・ヴァイデンフェラーが控えに降格させられるかもしれない。8日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
5日に行われたブンデスリーガ第14節でホッフェンハイムに勝利し、最下位を脱したドルトムント。この試合でユルゲン・クロップ監督は、先発メンバーの数名を変更するという大ナタを振るった。
中でも大きな変更となったのはGK。今季リーグ戦12試合に先発出場し、正GKの座を守り続けてきたヴァイデンフェラーに代わり、今季リーグ戦たった1試合出場のミシェル・ランゲラクを起用している。
W杯以降調子の上がらないヴァイデンフェラーは、12試合で完封がたった1度しかない。失点に関しては一概にGKだけの責任とは言えないものの、パフォーマンスは決して良いとは言えなかった。
2016年夏までの契約となっている同選手。年齢的な問題もあり、これを機に正GKの座を奪われるのではないかと同紙は述べている。
しかし、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「監督による断腸の思いでの決断だ。しかし、シーズンを通しての決定ではない」と否定。正GKの座を剥奪するものではないとしている。
それでも同紙によれば、9日行われるチャンピオンズリーグ(CL)のアンデルレヒト戦で再びランゲラクが起用されると予想。しばらくは、ランゲラクがゴールマウスに立つだろうという見解を示している。
またクロップ監督も「私は悪魔にすらなる」と、一刻も早く残留争いを抜け出すために、あらゆる手を尽くそうと必死な様子。
同紙は、今のままではヴァイデンフェラーが契約終了までベンチになることは明らかだと見ている。
【了】
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