R・ソシエダのモイーズ監督【写真:Getty Images】
スペイン、リーガ・エスパニョーラの第14節が7日に行われ、ビジャレアルと対戦したレアル・ソシエダは0−4で大敗。R・ソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督はスペイン移籍後4試合目で初黒星を喫した。
それまでの3試合(リーグ2試合、コパ・デルレイ1試合)で、無敗を続けていたモイーズだがビジャレアル戦は手も足も出ず大敗。連続無失点も3試合で止まり、順位を14位に落としている。
モイーズは試合後の会見で、「もっと失点する可能性もあった。ひどいミスをいくつも犯した。守備面でのミスだ」と、守備の脆さを嘆いている。このことは8日付の『ガーディアン』など英メディアでも報道されている。
「最初の20分はチャンスを得ていたが、それだけでは不十分だった」と、モイーズは悔しさを露わにした。
年が明ければ移籍マーケットが再開する。モイーズにとってはスペイン上陸後初めて選手獲得の機会を迎える。しかし、降格圏まで勝ち点差3と苦しい状況にあっても、現段階では補強に動く考えはないようだ。
「今はチームを見極めている段階。そのためにはもう少し時間が掛かる」選手を加えることよりも、今いる選手たちとの理解を深めていくことに集中しているようだ。
R・ソシエダは次節アスレティック・ビルバオとホームで対戦する。
【了】