ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、日本時間8日に5-1で大勝したリーガ第14節エスパニョール戦の試合後、記者会見でレアル・マドリーが日本時間7日に行われたリーガ第14節セルタ戦でバルサとメッシに罵声を放ったファン17人を追放した件について言及した。
マドリーが下した処分に関してルイス・エンリケ監督は「17人だけ?」と、笑みを浮かべながら皮肉を口にした。
そして、「どんな反暴力の対処も良いと思う」としながらも「罵声だけで追放されていたら独りになってしまう」と、どこに善悪の境界線を引くか慎重に検討すべきだとの意見を述べた。
さらに「スペインではどこのスタジアムでも罵声はある。監視できることはもちろんやるべきだけど、全てのスタジアムで達成するのは理想論だと思う」と加えた。
スペインプロリーグ機構(LFP)が4日にスペインサッカー連盟(RFEF)とスペインスポーツ局(CSD)と話した結果、15日からは暴言や罵声も制裁(スタンドの一部閉鎖、勝ち点の剥奪、最悪の場合は降格の可能性も)の対象となることが決まっている。
【了】
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