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香川真司 10年前

「カガワの代わりに彼を必要とする」。ギュンドアンに最高点「1」。トップ下変更が危機からの転換か

ブンデスリーガ第14節、ドルトムントはホッフェンハイムを1-0で下して最下位脱出に成功。この試合でクロップ監督はGKバイデンフェラーと香川真司を外すことを選択した。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「ファンタスティックな可能性をプレーで現した」

「カガワの代わりに彼を必要とする」。ギュンドアンに最高点「1」。トップ下変更が危機からの転換か
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

「クロップが地下室から飛び跳ねる」としたのは、6日付の独大衆紙ビルトである。同紙は「新しいヘアスタイル、バイデンフェラーはベンチ、ギュンドアンがゴールを決める」とする。

 まずビルト紙は「既に危機からの転換なのだろうか? ドルトムントはホッフェンハイムに対してギュンドアンの1ゴールによって1-0で勝利する」と記しながら、クロップの次のようなコメントを掲載している。

「疲れ果てたが、ほっとしたよ。我々はファンタスティックな可能性をプレーで現した。我々はしかるべき勝者だ」

 またビルト紙は「BVBの指揮官の2つの剃ったことに感謝しよう!」とする。

「剃ったこと」の1つ目は、GKの先発をバイデンフェラーからランゲラクに代えたことである。そしてもう1つの「剃ったこと」が、クロップが髪を切ってホッフェンハイム戦に臨んだことだ。同紙は「クロップは新しいへアスタイルでやって来た。髪はより短くなっていた」と記す。

 ビルト紙:「髪はサッパリして、勝ち点はここに!」

 そしてビルト紙がピックアップしたのが、ギュンドアンの決勝ゴールである。同紙は「2013年の4月以来の代表選手のブンデスリーガ初ゴールである。クロップはカガワの代わりに彼を必要とする。ビルトは採点1をギュンドアンに付ける!」とする。

 対ホッフェンハイム戦で香川に代わってトップ下に入ったギュンドアンに、最高点の「1」が付与された。

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