ジェフ千葉の関塚隆監督【写真:Getty Images】
J1昇格プレーオフの決勝は7日、味の素スタジアムで行われモンテディオ山形がジェフ千葉を1-0で下し、6年ぶりの昇格を決めた。これで千葉は3季連続プレーオフでの敗退となった。
敗れたジェフ千葉の関塚隆監督は、試合後の会見で「ジェフに関わるサポーター、それから皆さんには昇格を実現できず、申し訳なく、そして残念に思っています」と、苦しい胸の内を明かした。
結果については「最後の最後まで点を取りに行こうと選手たちはよく足を動かしてくれた。けれど、山形さんの気持ちが上回ったのかなと思います」と、山形の強さを素直に讃えている。
今季のプレーオフ争いは3位千葉が勝ち点68、同67の4位のジュビロ磐田、同64で6位山形と続く非常に混戦。「勝ち点が僅差であれば、それは力的にはどういうことが起こるのかということですね」と、プレーオフの難しさを語る関塚監督。
引き分けのでもリーグで上位だった千葉が昇格という有利な状況だった。これについては、「アドバンテージということで言えば、ホームスタジアムで試合ができれば、違ったと思いますけどね」とのコメントを残している。
シーズン途中の7月に就任した関塚監督。当時13位と低迷するチームを3位まで押し上げた。しかし、来季については「この会見でコメントすることは避けたい。これからクラブとも話していこうと思っています」と、明言を避けている。
【了】