ハットトリックを達成したメッシ【写真:Getty Images】
スペインのリーガ・エスパニョーラ14-15シーズン第14節が行われ、バルセロナはホームでエスパニョールと対戦した。
3位と12位によるダービーとなったこの試合、開始からバルサがボールを支配する。
10分、メッシのスルーパスにシャビが抜け出し、相手と交錯するも笛は鳴らず。
しかし13分、エスパニョールが先制する。右サイドでブスケッツからボールを奪うと、セルヒオ・ガルシアがドリブルで持ち込む。そのまま中央に切れ込み左足でゴールを奪った。エスパニョールがワンチャンスをモノにし、リードを奪った。
バルサとしてはブスケッツのボールロストが軽率だった。
その後もバルサはボールを繋ぐ。しかし、バイタルエリア手前でボールは回せるものの、そこから先に進めない。エスパニョールの守備の枚数が多く、決定機を作り出せない。
すると28分、エスパニョールはカウンターからセルヒオ・ガルシアがシュートを放つ。ミートせずGKにセーブされたが、少ない人数でフィニッシュまでたどり着いた。
バルサは30分、メッシのFKがクロスバーを叩き、36分にはスアレスがシュートを放つ。その2分後にはアルバにも決定機が訪れたがゴールは奪えない。
それでも45分、やはりこの男がゴールを奪う。PA手前で受けたメッシが相手を外すと左足で流し込むようにネットを揺らした。
迎えた後半、いきなりバルサが逆転に成功する。50分、左サイドからスアレスがマイナスのクロスを送るとメッシが個人技で相手を外してゴールを奪った。そして53分にはピケがCKからヘディングシュートをたたき込み、あっという間に3-1とした。
バルサの攻撃は止まらず、77分には途中出場のペドロが決め、81分にはメッシがこの日3点目となるゴールを決め、試合を決定付けた。
先制されたものの、バルサが圧巻のゴールラッシュを見せ、5-1の逆転勝利を収めた。
【了】