ブンデスリーガ第14節が現地時間7日に行われ、FW岡崎慎司の所属するマインツはアウェイでハンブルガーSV(HSV)と対戦して1-2で敗戦を喫している。
開幕8戦無敗で好スタートを切ったマインツだったが、その後は5戦未勝利で10位まで順位を落としている。このままでは残留争いに巻き込まれてしまうだけに、勝利が欲しい一戦となった。相手は残留争い真っ只中のHSV。
先制点が欲しい両チームは立ち上がりから慎重になり、なかなか主導権を握れない。その中で最初にチャンスを掴んだのは、ホームのHSV。
12分にFWピエール=ミヒャエル・ラソッガがディフェンスの裏を抜け出し、シュートを放つもオフサイドの判定。ここから徐々にHSVがペースを握り始め、14分にはMFルイス・ホルトビーがゴール前でファウルを受ける。これで得たFKをラソッガが蹴るが、壁に当たる。しかし、コースが変わりあわやゴールというところをGKロリス・カリウスがかき出した。
その後もHSVペースで試合は進み、22分、31分と決定的チャンスを迎える。しかし、得点は生まれずにいた。
試合が動いたのは、32分。HSV側の蹴ったCKのクリアが、右サイドに流れる。こぼれ球をHSVが再び拾いゴール前へクロス。これをマインツのDFニコルチェ・ノベスキがクリアミス。こぼれたところをHSVのDFクレーベルが決めてHSVが先制に成功する。
その後もHSVペースで試合は進むが追加点は生まれない。対するマインツもほとんどチャンスを作れずにそのままHSVが1点リードで前半を折り返した。
後半に入っても流れは変わらず迎えた53分。ノベスキが再び痛恨のミスを犯してしまう。ペナルティエリア内でのハンドを取られ、PKの判定。これをMFラファエル・ファン・デル・ファールトがきっちり決め、HSVが点差を2点に広げた。
56分にもHSVのMFアルチョムス・ルドニェフスが決定的なシーンを迎えるが、カリウスがブロック。追加点を奪うには至らない。
マインツのこの日初めてと言えるチャンスは72分。岡崎のクロスを交代で入ったMEエルキン・ソトがボレー。しかし、ミートせず得点は奪えない。
マインツに得点が生まれたのは90分。CKを岡崎が2試合連続となるゴールをヘディングで決めて1点差に。ロスタイムにも岡崎がヘディングシュートを放つが、惜しくも枠をとらえることが出来ず、そのまま1-2で試合は終了。マインツは敗戦となった。
マインツはこの敗戦で6戦未勝利となり、順位は暫定で11位ながらも最下位との勝ち点差が「4」となっている。
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