ウルトラス排除を支持するシャビ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFシャビは、スペインサッカー界からの過激応援団ウルトラスの排除を支持する姿勢を見せた。スペインTV『TVE』が5日に伝えている。
スペインプロリーグ機構(LFP)がスペインサッカー連盟(RFEF)とスペインスポーツ局(CSD)と話し合った結果、ウルトラスに協力的なクラブはスタンドの一部閉鎖や勝ち点の剥奪、最悪の場合降格の処分が下されることになった。
シャビは、この件に関して「過激ファン相手には過激な処分が必要なのかもしれない。ラポルタ氏(バルサ元会長)はこの件に関しては良くやったと思う。それによって生活に支障が起きたにも拘らず。勇敢だった」と語った。
04年、ラポルタ氏の手によってバルサの過激応援団“ボイショス・ノイス”が追放された。同氏はこれによってボイショスの怒りを買い、脅迫の被害も受けていた。
当時は異例ともいえる対応を見せたバルセロナに関して、シャビは「世界的な模範だ。我々のスポーツでこういう事件があることが間違いだ。もっと平和であって欲しい。そしてそのためには我々全員が少しでも手を貸さねばならない」と述べた。
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