ブンデスリーガ第14節が現地時間6日に行われ、首位のバイエルン・ミュンヘンはホームでレバークーゼンと対戦して1-0で勝利している。
ここまで無敗でリーグを独走するバイエルン。昨季も優勝まで無敗だっただけに今季も途中でつまずくわけにはいかない。その強さはもはやリーグ内には敵なしの状態となっている。しかし、独走をストップする可能性があるのは今節の相手である強豪レバークーゼン。3冠を制した2012-13シーズンも唯一黒星を喫している。
その評判通り、前半ペースを握ったのはレバークーゼン。3分にバイエルンのMFシャビ・アロンソからボールを奪ったMFカリム・ベララビが独走。バイエルンのGKマヌエル・ノイアーを超えてボールがゴールラインを割る寸前だったが、DFファン・ベルナトがクリアし事なきを得る。
さらに7分には、右サイドを突破したレバークーゼンのFWソン・フンミンが中央に走り込んだFWステファン・キースリンクへクロス。触ればゴールというあわやのシーンを作られる。
その後もポゼッションは高いが決定機が生まれないバイエルンに対し、30分、40分、45分とレバークーゼンが襲い掛かる。
チャンスは多く作り出すレバークーゼンだったが、結局得点は奪えずスコアレスドローで前半を折り返した。
前半に押され続けていたバイエルンは後半開始からMFマリオ・ゲッツェに代えて、セバスティアン・ローデを投入し、打開を図る。
そして、51分に得た最初の決定機で先制点を奪う。CKの流れから、X・アロンソが頭で落とし、MFフランク・リベリがボレーシュートでゴールネットを揺らした。
前半にチャンスの数は多かったレバークーゼンにとって痛い失点となった。
これでペースをつかんだバイエルンは、52分、57分と立て続けにチャンス。さらに59分にはFWロベルト・レバンドフスキ、トーマス・ミュラー、再びレバンドフスキとつなぎ追加点かと思われた。しかし、フリーだったレバンドフスキのシュートがまさかの枠外。追加点は生まれない。
押されていたレバークーゼンは、62分に2選手を交代し、巻き返しを図る。しかし、その交代も効果がなく、終始バイエルンのペースが続く。
追加点は奪えなかったものの、後半見事に修正したバイエルンが、1-0で勝利。これでリーグ14戦無敗となった。
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