ラツィオのFWフィリプ・ジョルジェビッチ(左)とミロスラフ・クローゼ(右)【写真:Getty Images】
セリエA第14節でパルマと対戦するラツィオ。このところ出場機会が減少しているFWミロスラフ・クローゼの移籍が噂されている。しかしながら、指揮官ステファノ・ピオーリ監督はクローゼの移籍を心配していないようだ。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
同監督は前日記者会見で、「私はチームの中で状態の良い選手を選ぶよ」と語っている。また、クローゼと同じくFWのフィリプ・ジョルジェビッチの共存については、「一つの選択肢だね」と可能であるという見解を示した。
一方で、対戦相手のパルマは現在最下位に沈んでいる。昨季リーグ戦をヨーロッパリーグ圏内で終えた同クラブだが、税金の未納によりEL出場権を剥奪され、一時はトンマーゾ・ギラルディ会長がクラブを売りにだすなど混乱が続いている。
しかしながら、ピオーリ監督は対戦相手の警戒を弱めてはいない。
「セリエAには簡単な試合なんて存在しないことは明らかだよ。我々は既に過去に痛い目にあったね。正しい姿勢で試合に臨まなければいけない」
パルマ対ラツィオの一戦は日本時間の7日23:00より開催される。
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