大宮(16位)vsC大阪(17位)
過去9年間にわたって残留争いを生き延びてきた大宮。だが、今季は後のない危機的な状況まで追い詰められた。降格を回避するためには、自分たちが勝利を収め、なおかつ清水が負けなければならないからだ。
相手は、すでに降格が決まったC大阪。時間帯別の得失点を見ると、C大阪は終盤に失点数が増加する傾向にある一方、大宮は後半の得点が総得点の64パーセントを占める。
そのため、最後にひと花咲かせようとするC大阪の勢いをいなせば、得点の機会は巡ってくるといえるだろう。カギを握る選手はDFの高橋。シュートを10本以上打った選手に限定すれば、その決定率はリーグトップの高さを誇る。若きディフェンスリーダーは、自身の得点でミッションインポッシブルを成功に導くことはできるか。
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