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Jリーグ 10年前

【J1第34節プレビュー】ついに決着。最後に笑うのは

最終節を前にG大阪がついに浦和を抜き、首位に浮上した。勝点では並んでいるものの、得失点差で大きな差があるため、G大阪は勝利を収めれば優勝が決まることになるだろう。

text by Football LAB

徳島(18位)vsG大阪(1位)

【J1第34節プレビュー】ついに決着。最後に笑うのは
ペナルティエリア外からのシュート決定率

 最終節を前にG大阪がついに浦和を抜き、首位に浮上した。勝点では並んでいるものの、得失点差で大きな差があるため、G大阪は勝利を収めれば優勝が決まることになるだろう。

 また、残留争いの中ではC大阪のJ2降格が決定。残る1枠の争いは、清水と大宮の2チームに絞られた。し烈な戦いを制するのはどちらか。ここでは、優勝と残留に関わる注目の3試合をプレビューする。

 両チームには大きな戦力差があるため、徳島は守備を固めてくることが予想される。それでも、G大阪はこのディフェンスを破るだけの攻撃力を持つ。その攻撃の中心となっているのが宇佐美とパトリック。ペナルティエリア外からのシュート決定率を見ると、宇佐美が他を圧倒している。守備網を崩さずとも、ゴールを奪えることは強みだ。

 また、パトリックは空中戦の強さが目立つ。徳島の守備陣では、福元がただ1人高い勝率を記録しているものの、残りの選手たちは軒並み低い勝率。これらを見ても、パトリックが制空権を支配することになりそうだ。力の差を見せつけてG大阪は勝利を収めることができるのか。

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