ボルシア・ドルトムントのMF香川真司が先発から外される可能性が出てきた。4日のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
前節、フランクフルトに0-2で敗戦を喫し、ついに最下位になってしまったドルトムント。次のホッフェンハイム戦ではメンバーをいじる可能性があるようだ。
同紙によれば、毎週水曜日に行われる11対11の紅白戦で、これまでスタメンのトップ下起用されていた香川の代わりにMFイルカイ・ギュンドアンが起用されていたという。
今夏、マンチェスター・ユナイテッドから復帰した香川は、復帰戦となったフライブルク戦でこそ1得点と高パフォーマンスを見せた。しかし、それ以降は得点もなく目立った活躍もできていない。
ユルゲン・クロップ監督は、香川の能力に期待し、信じて起用を続けているが今のところその期待には応えられていない。最下位に沈んだチームをどうにか浮上させようと考えた同監督は、トップ下のメンバー変更を試みたようだ。
そして、トップ下で代わりに起用されたギュンドアンは、MFマルコ・ロイスの抜けた前線にボールキープと創造性を生み出すことが出来るとして、この試みは理にかなっていると同紙は報じている。
しかし、同選手は約1年以上のリハビリから復帰したばかりであり、香川同様に本来のパフォーマンスに戻っているわけではない。復帰後の先発起用もまだ数えるほどであり途中出場や途中交代も多い。
さらにドイツ紙『ルール・ナッハリヒテン』では、MFヘンリク・ムヒタリアンも昨季ほどの活躍が出来ていないと述べており、今後また変わってくる可能性もある。
いずれにせよ監督の期待に応えられてない香川は、次節外される可能性が高いと両紙ともに予想している。
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