昨季はリバプールでプレーしたI・アスパス(右)【写真:Getty Images】
リバプールが保有権を持つスペイン人FWイアゴ・アスパスが、今季ローンで加入したセビージャで、わずか”4分間”のうちにハットトリックを決めた。
昨季プレーしたリバプールでは1つのゴールも決められなかったI・アスパスだが、現地時間3日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)4回戦セカンドレグ、サバデル戦でこの離れ業をやってのけた。
PKで先制を許したセビージャだったが、前半のうちにケビン・ガメイロのゴールで同点に追いつくと、ここからはアスパスの”ショー”が始まる。
59分、ゴール前でパスを受けると利き足の左足で落ち着いて流し込み1点目。1分後には同じようにゴール正面やや左でパスを受けると、華麗なループシュートを決めて2点目。そして、63分にはDFラインの裏に抜け出すと、最後はキーパーを交わして、右足で冷静に沈めた。
セビージャはこの後、バルセロナからローンで加入しているジェラール・デウロフェウもゴールを決め、5−1の勝利。2試合合計11−2と大差でベスト16進出を決めている。
なお、敗れたサバデルの田邉草民はこの試合にフル出場している。
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