1G1AのチェルシーFWドログバ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第14節が現地時間3日に行われ、首位を走るチェルシーがホームでトッテナムと対戦し3-0で勝利を収めた。
ロンドンを本拠地にする両者の対戦。チェルシーは出場停止のジエゴ・コスタに代わりディディエ・ドログバを起用。前節エバートンに勝利したトッテナムは決勝ゴールのロベルト・ソルダートに代えてエリック・ラメラを先発起用とした。
7分、右からアーロン・レノンのクロスに合わせたハリー・ケインのヘディングがポストを叩く。
11分、ケインはガリー・ケイヒルからボールを奪うと、今度は左サイドを突破しシュート。これはゴール右へわずかに外れたものの、序盤はトッテナムがいい形で攻め込む。
19分、ペースを握られていたチェルシーが先制に成功する。エデン・アザールが左サイドからドログバとのワンツーでエリア内に侵入。DF3人をあっという間に置き去りにすると、左足でウーゴ・ロリスの守るゴール破った。
22分、チェルシーが追加点。トッテナムGKロリスのキックミスをアザールが拾うと中央のオスカールへ。最後はスルーパスに抜けだしたドログバが冷静に決めて2−0。
チェルシーはさすがの攻撃力を披露。2点リードで前半を折り返す。
58分、トッテナムはレノンに代えてナセル・シャドリ、ライアン・メイソンに代えてパウリーニョを投入し、攻撃に変化を加える。
しかし、チェルシーの強固な守備を前に決定機を作り出すことは出来ず。
73分、ドログバに代わって出場していたロイク・レミがヤン・ヴェルトンゲンを振り切って追加点。3−0として勝負を決めた。
3分間のアディショナルタイムを経て、試合終了のホイッスル。先制点以降は完全にトッテナムを圧倒したチェルシーは、これで勝ち点を36に伸ばし首位をキープ。次節はアウェイでニューカッスルと対戦する。
一方、無得点で完敗を喫したトッテナム。次節ホームのクリスタル・パレス戦で再起を図る。
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