ヴェンゲル監督はタイトル奪還へ自信をのぞかせた【写真:Getty Images】
アーセナルの指揮官アーセン・ヴェンゲル監督は、タイトルへの展望を現地時間2日付の英紙『テレグラフ』で明かしている。
今季は序盤戦で今ひとつ調子が上がらず、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドに敗れたこともあり、13節を終えて5勝5分け3敗の暫定7位。首位チェルシーとの差は13ポイントと、苦しい戦いが続いている。
それでも、「残りの契約期間の3年以内に優勝は可能か」問われたヴェンゲル監督は「もちろんだ」と自信満々に答えている。
「我々は今季が始まって一度もチーム全員が揃っていない。ワールドカップ後のシーズンではよくあること」と、負傷者が多く出た状況を嘆いているが、「13試合か14試合が終わった段階で、『タイトル争いが終わった』とは言えない」と、決してタイトルを諦めていない。
前節のウェスト・ブロムウィッチ戦ではサポーターがヴェンゲルに対し、辞任を要求するような横断幕を掲げるシーンも。これについてヴェンゲルは「サポーターもチームも団結することが必要。我々がすべきことは試合に勝つ事。それが団結するための最も良い方法」とサポーターに勝利を誓った。
アーセナルは現地時間3日(日本時間4日4時45分)、好調サウサンプトンをホームに迎える。タイトルレースのためには、絶対に負けられない一戦だ。
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