マルセイユのFWアンドレ=ピエール・ジニャックとアンドレ・アイェウ【写真:Getty Images】
最下位に転落し、降格の危機にあるボルシア・ドルトムントがマルセイユから2選手の獲得を目指しているようだ。2日の『メルカート365』が報じている。
30日に行われたフランクフルト戦で、数多くの決定機を作りながら無得点に終わったドルトムント。試合後には、ユルゲン・クロップ監督も得点が奪えなかったことを嘆いていた。
今季はエースストライカーだったFWロベルト・レバンドフスキがバイエルン・ミュンヘンに移籍。その穴を埋めるべく獲得したはずのFWチーロ・インモービレ、アドリアン・ラモスが13節終えた時点でそれぞれ2得点と全く活躍出来ていない。
加えて、エースのMFマルコ・ロイスも負傷が多く、欠場することが度々起こっている。
そこでその得点力不足を解消するためマルセイユのFWアンドレ=ピエール・ジニャックとアンドレ・アイェウに目をつけたようだ。
『ユーロスポーツ(ドイツ版)』によれば、アイェウは左右どちらも出来るウイングであり、ロイス、MFヤクブ・ブワシュチコフスキの抜けた両サイドを埋める選手として考えられているという。さらにマルセイユとの契約も2015年夏までであり、マルセイユとしても移籍金を得る最後のチャンスだと報じている。
今季は12試合に出場し2得点3アシストと得点力は無いが、ポテンシャルはMFヘンリク・ムヒタリアン、香川真司に匹敵すると評価は高い。
ジニャックはCFであり、リーグ・アン15節終えた時点で、11得点1アシストとストライカーとして期待が持てるようだ。
しかし、問題も多くあり、ジニャックに関しては移籍金が高額な上、インモービレの例にもあるようにすぐにブンデスリーグに対応できるか疑問符が付く。
アイェウに関しても同様の問題を抱え、さらにニューカッスル、ヴォルフスブルク、ボルシアMGも興味を示しているという。
いずれにしても、冬の移籍市場で何か手を打つ必要があるのは確かだ。
【了】
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