チーム最低タイとなる「6」
「最下位! 今やドルトムントは彼らのファンすら失う」と見出しを付けたのは、12月1日付の独大衆紙ビルトである。
同紙は「全く信じることが出来ない! ボルシア・ドルトムントは最下位に辿り着いた。フランクフルトでの0-2の敗戦の後でBVBは最下位チームである。最後尾だ」と記した。
「うんざりだぞ!」という文字とともに、ドルトムントのファン数人が中指を立てる様を収めた写真が掲載されている。ビルト紙は、ドルトムントのスポーツ・ディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏の「先週は常に上位を眺めていたよ。今では我々は残留争いに辿り着いた」というコメントを掲載した。
ビルト紙によるフランクフルト戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】バイデンフェラー「5」、【DF】ピシュチェク「6」、スボティッチ「6」、ギンター「6」、ドゥルム「6」【MF】ケール「6」、ベンダー「3」、ムヒタリヤン「6」、香川真司「6」グロスクロイツ「6」、【FW】オーバメヤン「3」。
香川には「6」と最も厳しい評価となっている。
1日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトは「トータル・クラッシュ」という見出しを付けた。同紙もツォルク氏の「我々は残留争いのど真ん中にハマり込んでいる」というコメントを掲載している。ドルトムントのSDによれば、上位を伺うことは「遅くとも今日終わった」とのことである。
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