ユナイテッドのファン・ハール監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、イングランド・プレミアリーグの日程に不満を漏らしている。
というのも、プレミアリーグは、世界的にも珍しく年末年始の休暇がなく、しかも毎年かなりの過密日程で試合が組まれることで知られているからだ。
当然マンチェスター・ユナイテッドも例に漏れず、年末から年始にかけ過酷な日程での戦いが強いられる。
今季からユナイテッドの指揮を執るファン・ハール監督。今年のクリスマスは家で家族とゆっくり過ごせそうにない。
このことについてファン・ハールは11月30日付の『ガーディアン』で、「ハッピーなことではない。(クリスマス休暇がないことに)賛成できないね」と苦言を呈している。
「選手にとって、中1日での試合はいいものではない」
ただでさえ、今季は負傷者に悩まされているだけに選手のコンディションにはより一層の注意が必要になるだろう。
それでも、「いいことではないが、私はプレミアリーグで仕事をしていたいからね。プレミアの環境に合わせる必要がある」と、渋々の様子ではあるが受け入れているようだ。
ユナイテッドは12月26日にホームでニューカッスルと戦った後、2日後の28日にはアウェイ・トッテナム戦。そして元旦にアウェイでストーク戦を控えている。
これもまた1つプレミアリーグの洗礼ということだろう。3連勝と調子が出てきただけに、この勢いのまま連戦に臨みたいところだ。
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