ロジャース監督(左)とバロテッリ(右)【写真:Getty Images】
リバプールのマリオ・バロテッリがまたも問題行動を起こしたと話題となっている。29日付の英『サンデー・ピープル』によれば、問題は10月のチャンピオンズリーグ(CL)のバーゼル戦でスイスを訪れた際に起きたようだ。
スイスの高級ホテルに滞在していたリバプールの一行。バロテッリは試合の前日、そのホテルにイタリア人の友人を招き入れたようだ。
他の選手が夜10時には眠りにつく中、バロテッリと友人たちによる”パーティー”は終わる気配を見せず、結局深夜2時頃まで飲み続けていたようだ。
これにはさすがのブレンダン・ロジャース監督も「これ以上はやめておくんだ、マリオ」と注意。
加えて、試合前の重要な練習の際にもバロテッリの友人がメルウッドの練習場に現れたという情報もあるなど、バロテッリを取り巻く問題が頻発。
リバプール加入後は、9月のCLのルドゴレツ戦、10月のリーグカップ、スウォンジー戦とわずかに2ゴールしか挙げていないバロテッリ。すでに1ヶ月ゴールから見放され、プレミアリーグでは未だノーゴール。さらに現在は負傷離脱中と復調の兆しも見られない。
ロジャース監督は常にバロテッリを擁護してきた。しかし、ピッチ上でのパフォーマンスだけでなく、素行の問題も解決されないとなると、ロジャース監督がしびれを切らすのも時間の問題かもしれない。
かつてインテルでジョゼ・モウリーニョが、マンチェスター・シティでロベルト・マンチーニがそうだったように、ロジャースもバロテッリの扱いにお手上げとなる日が近いのかもしれない。
【了】