ブンデスリーガ第13節が現地時間30日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでフランクフルトと対戦して0-2の敗戦を喫している。
香川は先発で74分まで出場し、フランクフルトのMF乾貴士は先発で90分、MF長谷部誠は先発フル出場している。
前日に行われた他チームの試合結果により、暫定最下位になっていたドルトムント。この試合は是が非でも勝ちたい一戦だった。
気合を入れて臨んだ試合だったが、開始5分にその出鼻をくじかれる。DFマティアス・ギンターが、フランクフルトのMFアレクサンダー・マイアーに交わされGKと1対1に。これを難なく決められ先制を許す。
ドルトムントも直後にカウンターから香川、MFヘンリク・ムヒタリアンとつなぎ、フリーでシュートを放つが、GKフィリックス・ヴィードバルドがブロック。同点のチャンスを逃した。
歯車の狂ったドルトムントは、その後なかなかセカンドボールが拾えず、フランクフルトに度々チャンスを許す。
それでも24、26、28分と立て続けにチャンスを得る。しかし、ポスト直撃などの不運もあり決めきれない。
嫌な展開にドルトムントは、38分にDFウカシュ・ピシュチェクに代えてFWアドリアン・ラモスを投入し、打開を図る。
そして、45分に香川がゴールネットを揺らし同点に思われたが、オフサイドの判定。0-1で前半を終えた。
後半も開始早々にもピンチを迎えるが、相手のミスもあり事なきを得る。
早く同点に追いつきたいドルトムントは、ペースを握り始め、51、53、60分と決定的なチャンスを迎えたが、GKの好セーブもあり決まらない。
決めきれないまま試合が続いた78分。フランクフルトのカウンターから、ギンターとGKロマン・ヴァイデンフェラーが痛恨の連係ミスを犯し、2点目を決められ万事休す。
そのまま0-2で試合を終え、ついに最下位に転落した。
試合後、これまでどんなに負けても声援を送り続けたサポーターは我慢の限界に達した様子。アウェイながらもスタジアム全体にブーイングが鳴り響いた。
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