シティでプレーするランパード【写真:Getty Images】
昨季限りで13年間プレーしたチェルシーを退団し、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCへの加入が決まっているフランク・ランパード。
MLSの開幕が来年3月ということもあり、チームへの合流は1月の予定。それまでの間は姉妹クラブのマンチェスター・シティでプレーしている。
そして、ここに来てランパードがマンCとの契約を延長するのではという報道が本格化している。29日付の英紙『ガーディアン』のウェブサイトでは、マンCのマヌエル・ペジェグリーニ監督が、ランパードの残留を熱望していると伝えた。
「関係者と話し、12月には決まる」と、ペジェグリーニ。「合意に達すれば、彼はここに残ることができるだろう」と期待を明かしている。
鍵となるのはチャンピオンズリーグ(CL)の行方となりそうだ。マンCは今季のCLでグループステージ5節を終えた時点でグループEの最下位。決勝トーナメント進出に黄信号が灯っている。
仮にこのCLで敗退となれば、ランパードは従来通り1月にアメリカへ向かうだろうと予想されている。逆に言えば、ベスト16進出となれば残留の可能性がありそうだ
ランパード本人も、先日のバイエルン・ミュンヘン戦後に「僕のCLでの戦いはもう終わったと思っていた。でもトップレベルのチームとの対戦はやっぱり楽しかった」と発言。CLのような高いレベルでのプレーは、そう簡単に忘れることが出来ないようだ。
1月はヤヤ・トゥーレがアフリカ・ネーションズカップで離脱することが濃厚。ランパードのイングランドでのキャリアはまだ続く可能性が十分にありそうだ。
【了】