海外組からは宮市の獲得を画策
そしてもうひとつ、興味深い噂が飛び込んできた。現在アーセナルからのレンタルでオランダ1部のトゥエンテでプレーする宮市亮の獲得を画策しているという。
宮市は鳴り物入りでオランダ復帰を果たしたものの、13試合を終えて7試合の出場にとどまっている。フル出場した試合はなく、先発した5試合では全てインパクトを残せず途中交代となっている。
さらに11月1日のヘーレンフェーン戦以降トップチームでの出場機会はなく、今週はセカンドチームの試合で90分起用されるなど、徐々に監督の信頼を失っている状況だ。
浦和はこの快足FWを今夏移籍した原口元気の代役として2列目での起用を考えているようだ。アーセナルから1シーズンのローン契約でオランダへ移っただけに冬に日本移籍というのは考えにくいが、Jリーグでプレーして殻を突き破ることができれば、日本代表復帰も見えてくるだろう。
ここまで浦和に関する補強の噂のみを取り上げてきたが、来季に向けて選手層の大幅な拡充を図っていることは間違いない。J1のタイトル争いの結果によっては状況も変わるだろうが、来季どれほど強い浦和レッズを見ることができるのか、今冬の移籍市場でも大きな話題を作ってくれそうだ。
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