レアル・マドリーの守護神イケル・カシージャス【写真:Getty Images】
日本時間29日、リーガ・エスパニョーラ第13節、マラガ対レアル・マドリーの一戦が行われ、マドリーが2-1で勝利を収めた。マドリーのGKイケル・カシージャスは試合後のテレビインタビューで、クラブを取り巻く現状について言及した。
カシージャスは、低下が懸念されている自身のパフォーマンスについて「前は役立たずだったわけでもないし今天才というわけでもない」と、かつてのレベルを今も維持していることを主張した。
この勝利によってクラブ新記録の16連勝を飾ったことについては「監督にマドリーの歴史に名を刻んだと言われた。幸せだけど、これからはより厳しくなり我々がいつ負けるかがもっと注目されるね」と満足感を示しながら緊張感を忘れない姿勢を見せた。
また、投票権を持つバロンドールに関しては「僕の投票はもう決まっている。公表したいと思えばするけど、その内明らかになるだろう。僕にとってクリスティアーノ(・ロナウド)が世界最高の選手だ。死んでも彼の側にいる」とチームメイトへの投票を明言した。
なお、26日に1-0で制したチャンピオンズリーグ(CL)の第5節バーゼル戦でスタメンから外れたことによって不満を感じたと報じられたカシージャスだが「監督の尊重すべき判断だ。ケイラーはプレーするのに値する。偉大なプロフェッショナルだし偉大なチームメイトだ」と、ポジションライバルのGKケイラー・ナバスに敬意を払った。
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