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香川真司 10年前

暫定最下位のドルトムント。前任者・香川に対する後継者・香川の不調。独紙、新戦力の低調を一因に

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「シュメルツァー、ブワシュチコフスキ、サヒンが戻って来る」

 ビルト紙によるフランクフルト戦の先発メンバー予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

 【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、ギンター、ドゥルム【MF】ケール、ベンダー、ムヒタリヤン、香川真司、グロスクロイツ【FW】オーバメヤン。香川はトップ下での先発が予想されている。

 一方、ビルト紙は「ドルトムントは新しいメンバーへの順応の時期という要因の上に載っている」として、「また良いこと:ついに負傷者シュメルツァー、ブワシュチコフスキ、そしてサヒンが戻って来る」として、BVBが抱えるポジティブな面にも触れている。

 クロップは同紙に「働いて、働く―それが我々のプランだ」とコメントを残した。またドルトムントの指揮官は、27日付のキッカー紙に対して「幸運は、働いて努力して得ることが出来る。幸運を得るほどには、我々は十分に働いていない」と述べている。

 同紙に対してケールは「目下のところ、あまり楽観することは出来ない。そのことに関しては大部分がチームに責任がある」とコメントを残した。

 キャプテンの「前任者」であるケールは、現在のBVBの状態に対してチームとして責任を負うべきであると考えているようだ。

 キッカー紙によるフランクフルト戦の先発メンバー予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

 【GK】バイデンフェラー、【DF】ピシュチェク、スボティッチ、ギンター、シュメルツァー【MF】ケール、ベンダー、ムヒタリヤン、香川真司、グロスクロイツ【FW】オーバメヤン。香川はトップ下での先発が予想されている。

 キッカー紙は左SBの先発予想をシュメルツァーとしている。シュメルツァーは26日のCL第5戦、アーセナル戦でフル出場した。ビルト紙が「良いこと」とした、ポジティブな要素がドルトムントに入りつつあるのも事実である。

【了】

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