地元紙が本田の先発復帰を予想。トーレスは再びベンチへ
28日、イタリアの地元紙各紙はセリエA第13節の予想メンバー表を掲載したが、ミランvsウディネーゼ戦については各紙ともに本田のスタメン復帰を予想した。
ポジションは定位置となっている4-3-3の右FW、代わりに前節のスタメンから外されるのは、フェルナンド・トーレスの模様である。
そのトーレスに対してはミラノダービー後、地元紙から厳しい批判が寄せられていた。
「ダービーではシュート0本。ノーゴールが続く彼に、果たしてこの先も固執するべきなのだろうか?(コリエレ・デッロ・スポルト)」
「インザーギは彼の再生にあの手この手を使うが効果はまだ出ず。もっとも一番有効なのは、休ませることではないか?(ガゼッタ・デッロ・スポルト)といった具合である。
ダービーではメネズが鮮やかなボレーで点を取ったとはいえ、得点源となるべき攻撃陣が沈黙を続けている状況は依然続く。報道の通りにインザーギ監督が本田を復帰させるのならば、求められる仕事は一つ。ずばり「点を取れ」である。
もっともその彼もダービーまでは点の取れない状態が続いており、本人はスタメン落ちについても「過去の4試合くらいで結果を出せなかったというのが響いている」と理解し、受け止めていた。
結局ダービーでもまたゴールは出来なかったのだが、久々に得点の匂いを感じさせるプレイを展開していたことも事実だ。
惜しいシュートを放った、後半32分のプレイを振り返りたい。右サイドからプレスが緩くなっていたところを突き、力強いドリブルで縦にボールを運んでいった彼は、マークについたドドを切り返しで振り切ったのち、左足でシュートを放った。