2得点で勝利に大きく貢献した宇佐美貴史【写真:Getty Images】
前節2位のガンバ大阪は29日、ホームでヴィッセル神戸と対戦して3-1で勝利。勝ち点2差で首位だった浦和レッズがサガン鳥栖と1-1で引き分けたため、得失点差で首位に浮上した。
FW宇佐美貴史は、この試合で2得点を挙げて勝利に貢献。今季は序盤の負傷から復帰以降、チームをけん引する活躍を見せてきたが、ここまでリーグ戦7試合で不発と苦しんでいただけに「色々と試行錯誤して原点に立ち返った」という。
また、前節・浦和戦ではチームで最も早く交代の指示を受け、その後に投入されたMF倉田とFW佐藤が得点を決めて勝利に貢献。
それだけに「天皇杯は下げられるかと思った」としながらも「それでも出してくれて、そういう状況に陥ったことで気持ち的に切り替わった。出ている選手として責任のあるプレーをしなければいけない。気持ちの変化や落ち着きがゴールにつながったのかなと思う」と長谷川監督からの信頼に感謝した。
そして、その指揮官に恩を返すためにも「なんとかラスト、本当に踏ん張って結果を残さないと話にならない」と気を引き締め、「使ってもらえているからこそのプレッシャーがある中で、しっかり期待に応えて笑顔で終われたらいいなと思う」と“昇格即3冠”への意欲を語った。
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